Agile Japan 2011 サテライト<Agile459 愛媛 胎動編>を開催します!

はじめに

アジャイルジャパン2011 開催に向けて

アジャイルは変化を味方につける開発の新しい形です。

1990年代後半に欧米で始まったアジャイルは、短い期間で動くソフトウェアを繰り返して開発する新しいソフトウェア開発手法であり、近年、日本でも大きなムーブメントとなっています。 一見開発手法に見えますが、その中心は、ビジネスと開発が協調することによって「変化を味方につける」ことです。

アジャイルはワークスタイルをも変革します。

もう一つ大切なことは、アジャイルが経営者やユーザそして開発者などソフトウェアに携わる人々の考え方を転換することで、ビジネスを、日々の活動を、仕事のやり方を、さらには職業観を変え、そして個々人の Quality of Life (人生の時間の質)をも変えてしまうことです。開発者も顧客も、プロフェッショナルとして創造性を活かしながら、持続可能なペースで、仕事の成果を共有します。 アジャイルは、自分たちの仕事に誇りをもち、喜ばれるソフトウェアを作ることを支援し、ワークスタイルを変革するのです。

広がる、つながる、動き出す。

この大きな「変化」は日本でも着実に進んでいます。 開発現場から始まった動きが、プロジェクトマネジメントを変え、経営を変え、ビジネスを変えているのです。 2009年に始まったAgile Japanは今年で3年目。 今回はこの変化の流れをさらに広げ、そして、繋げ、そして、大きく動き出す未来に変えて行きたいと考えています。 そのために、今年は以下のような新しい趣向も取り入れます。

愛媛サテライトについて

「変化を抱擁しながら、顧客に価値のある品質の高いソフトウェアを提供することに注力し、そのためにチームワークを重視する」、それがアジャイル開発です。 昨年多くの人々に影響を与えたアジャイルジャパンが、サテライト会場として、ここ四国 愛媛県にも上陸することになりました。愛媛サテライトでは、マネジメント層、開発者層それぞれが、「知り」、「気づき」それぞれのフィールドでの「動く」一歩に繋がるイベントを目指します。

開催要項

本編参加および懇親会参加には事前申込みが必要です。 http://kokucheese.com/event/index/8905

日時: 2011/04/15(金)
時間: 09:50-18:00(開場 09:30)
講演会場: 愛媛大学 校友会館2F サロン
懇親会場: 愛媛大学 セ・トリアン
参加費: 無料(懇親会:3000円)
募集人数: 50名(懇親会 30名)
問合せ: agile459.info@gmail.com
タイムテーブル
時間タイトル
09:30- 開場
09:50-10:00 オープニング [1]
10:00-11:00 Fearless Change – 不安を乗り越えて組織改革を推進するには [1]
11:00-12:00 立ち上がれ、「義理・人情プログラマ」〜UNIX哲学原点回帰による「使う人」「作る人」の二人三脚開発のススメ〜 [1]
12:00-13:00 昼休み
13:00-13:45 【招待講演】 ビジョン駆動プロダクトオーナー
13:45-14:15 課題から紐解くアジャイル開発
14:30-15:45 課題探究WS 〜あなたの課題はアジャイルで解決できる?〜
16:00-17:00 ライトニングトークス (5分間プレゼンテーションの連続講演)
17:00-17:30 サテライトふりかえり 、クロージング [2]
18:00-20:00 懇親会 [2]
[1] (1, 2, 3) : 東京よりUst中継
[2] (1, 2) : 協賛各社提供の書籍プレゼントがあります!

(予定は主催側の都合で変更することがございます)

当日の写真

http://flic.kr/s/aHsjuyxyPX

詳細

午前中のストリーミングコンテンツについては 公式サイトのプログラム説明 をご覧ください。

愛媛サテライト独自コンテンツについて

ビジョン駆動プロダクトオーナー

当日資料

http://www.slideshare.net/emeitch/vision-drivenproductowneraj11ehime-7625074

講演内容

自身が中心となって製作を手がけているiOSアプリブランド REGENCY を話の軸に添えて、受託開発を生業とする会社の中でアジャイルプロダクト開発を立ち上げることとなった経緯や、プロダクトオーナーという立場でこのアジャイルプロダクト開発に関わった経験談を語ります。

講演者

森田 秀幸氏((株)永和システムマネジメント)

プロフィール

1981年愛媛県鬼北町出身。株式会社永和システムマネジメントにてプログラマとして従事。「いかにしてユーザに価値の高いソフトウェアを届けるか」という課題を常に念頭に置き、アジャイル手法やUXなどのデザイン手法を織りまぜたソフトウェア開発に取り組んでいる。共著に「iOSプログラミング逆引きリファレンス108」、「サンプルプログラムでマスターするiPhone SDKプログラミング実践ガイド」。

課題から紐解くアジャイル開発

公開資料

http://www.slideshare.net/kkd/ss-7692008

講演内容

ここ数年、海外のみならず国内でも事例を目に見ることが多くなってきたアジャイル開発。しかし「これまでのやり方を真っ向から否定されている気がする」、「何がいいのか、掴みどころがない」、「行き当りばったりじゃないの?」、「自分の環境では何も役に立たない」、などというような印象をお持ちの方も多いと思います。本講演では、主にアジャイル開発についての初心者を対象に「どのような状況の中で」、「何を実現したいのか」、「そこにある課題」、「考慮すべき点」、「解決策」という観点でアジャイル開発を捉え直します。アジャイル開発が、理想の絵空事ではなく、ソフトウェア工学、コミュニケーション、プロセスなどの様々な領域に渡る課題に対する、現実的な解決策の集合であるということを示します。そしてそれらの解決策が、決してスーパーエンジニア、プロジェクトマネージャーだけでなく、「自分のできるところから始めることができる」という点をお伝えしたいと考えています。

講演者

懸田 剛(カルチャーワークス)

プロフィール

2010年まで(株)チェンジビジョン、(株)永和システムマネジメントにて、プロダクト開発、システム開発、プロジェクトファシリテーション、アジャイル開発のコンサルティング・トレーニングに従事。2010年より愛媛に拠点を移し、アジャイル開発・プロジェクトファシリテーションコーチとして、お客様のプロジェクトのみならず組織の変革に従事する。2011年4月より「カルチャーワークス」を起ち上げ、開発チーム、組織のアジリティの向上、ボトムアップによる変革のカルティベート(cultivate; 耕す、育成する)の支援をはじめる。アジャイルプロセス協議会四国支部 “Agile459” 代表。

課題探究WS 〜あなたの課題はアジャイルで解決できる?〜

当日資料

http://www.slideshare.net/kkd/ss-7692171

講演内容

アジャイル開発は、ソフトウェア開発における様々な領域における課題に対しての解決策の集合体であると捉えることができます。参加型ワークショップで、あなたが現場や組織で抱えている課題をアジャイル開発の様々なやり方で解決できるかを、皆で考えてみましょう。ゲーム感覚でLet’s Try!

講演者

Agile459スタッフ

ライトニングトークス

一人5分のショートプレゼンテーションを、稲妻のように連続で御届けするライトニングトークスです。5分経過すると、このために購入したチベティアン銅鑼が会場に鳴り響きます。テーマはフリー、ソフトウェア開発に無理矢理つなげればOK。会社の宣伝も含めてOK。参加者には 優先的に協賛各社様の御提供書籍をプレゼント します。これはしゃべるしかない!? ライトニングトークスへの申込みは、申込みフォームで受け付けています!

参考

  • [ライトニングトークス水先案内](http://mugiwara.jp/ki2/wifky.pl?p=LTGuide)
  • [ライトニングトークスの歴史](http://giantech.jp/wiki/LTHistoryForEM)

サテライトふりかえり

一日で新しく得た発見、気づき、疑問、などを一人で抱えているのももったいありません。是非とも参加者の間で分かちあいましょう。

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主催

AgileJapan公式サイト

アジャイルプロセス協議会四国支部 Agile459

協賛

  • オーム社
  • オライリー・ジャパン
  • 翔泳社
  • 技術評論社
  • 日経BP社
  • 毎日コミュニケーションズ

(3/15現在)

参考資料(パンフレット)

AgileJapan2011Ehime.docx

AgileJapan2011Ehime.pdf